私とガンの系譜

今や、ガンは二人に一人がかかる時代と言われていますが、我が身を振り返ってみますと、実にガンが多いことがわかります。

私の母親は、すい臓ガンで84歳で亡くなりました。(病院に殺された感じが強いのですが・・・)父親は前立腺ガンを告げられましたが、意図的に何もしなかったところ、ガンとは関係なく、肺炎で98歳の高齢で亡くなりました。妹(注1)は胆のうガンで62歳で亡くなりました。家内の姉は大腸ガンで57歳の若さで亡くなりましたし、弟はさらに若い54歳で咽頭ガンで亡くなりました。

まるでガンのオンパレードです。

ですから家内とよく話し合ったことは、われわれもいずれガンにかかる可能性は高い、したがってその時どうするかということでした。

当時はガンになったら絶対に本人には告げない、というのが一般的でしたが、私たち夫婦は上記の家族の死をつぶさに見てきた経緯から、我々夫婦は、もしガンになったらお互いに本当のことを告げようではないか、ということになりました。

しかしながら万一ガンになったら、どのように対応するのかについては、明確な方針があったわけではありません。ただ上記のプロセスをつぶさに見てきたものとして、どうも3大療法は芳しくないという感触が強くあり、もし自分がガンになったら3大療法は断ろうと思っていました。

注1:妹・飯森文子は、今も第一線で大活躍する指揮者飯森範親の母親です。